♪2007 April 2
関西ライブ (2)
・2007.04.16 (Mon) 19:30/20:30
佐藤美由紀(Pf)、早川純（Bandoneon)、柴田奈穂(Vln)
スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(CB)
・【神戸】音楽
ホール＆ギャラリー 里夢
レコ発ツアー関西での第一発目のライブ． 取り敢えず演奏リスト.
< 1st >
01. ドン・アグスティン・バルディ
02. エル・チョクロ
03. マル・デ・アモーレス(恋わずらい)
04. エル・ポルテニート(ブエノスアイレスっ子)
05. 野原でバンドネオンを拾ったよ 曲：スズキイチロウ
06. レクエルド
07. パロミータ・ブランカ(白い小鳩)
08. エスクワロ(鮫)
< 2nd >
01. タンゴと桜 曲：ミゲル・バルコス、PfとVlnのデュオ
02. マーラ・フンタ(悪い仲間)
03. ミユキ・タンゴ 曲：スズキイチロウ
04. バホ・タンゲーロ
05. オブリビオン(忘却)
06. ノクトゥルナ
07. ラ・クンパルシータ
アンコール：アディオス・ノニーノ
〜 〜 〜 〜 〜
今回の曲目で CD「MIYUKI TANGO」に収められていない曲
1st : 02、06、08、 2nd : 01、07 アンコール
〜 〜 〜 〜 〜
インストアライブのときも、パワフルだなぁという印象が最初にあったけど、
今回はライブハウスでの一発目と言うこともあるのか、ピアノの迫力が絶好調ヽ(^0^)ノ
最初の MCで、佐藤さんがバンド名を紹介するときに
「ピアノの音が大きくて『爆音バンド』と呼ばれる」と言っていたが、
今回はその名前に恥じない、強烈に迫力のある曲が多かった．
何しろ、一曲の演奏が終って MCマイクを掴むたびに、肩で呼吸をしていて、
喋り始めるまでにまず一休みして呼吸を整えなければならない(>_<)(>_<)
案外、他のメンバーはケロッとしているんだけどね・・・
・2007.04.17 (Tue) 19:30/20:45
佐藤美由紀(Pf)、早川純（Bandoneon)、柴田奈穂(Vln)
スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(CB)
・【京都】Live Spot RAG
ライブ二日目．
1st Set
01. マーラ・フンタ(悪い仲間)
02. ポル・ウナ・カベザ(首の差で)
03. ミユキ・タンゴ
04. ラ・ラジュエーラ(石蹴り遊び)
05. バホ・タンゲーロ
06. ブエノスアイレスの夏
07.リマ・ダンス …曲：スズキイチロウ
2nd Set
01. ア・フエゴレント(とろ火で)※
02. ダンサリン(踊り子)※
03. レクエルド(想い出)
04. 天使のミロンガ
05. パロミータ・ブランカ(白い小鳩)
06. オブリビオン(忘却)
07. タンガータ
アンコール ラ・クンパルシータ
※2nd-01、02 は、Pf、Gt、Bandの三人による
「トリオ デ エル フエジェ」での演奏．
どうしようかと悩んだ末に、ステージかぶりつきの最前列の席に座った．
スピーカからの音が、殆んど後ろから回り込んで聞こえているような
ステージの真ん前．
正直に言えば、音のバランスとしては決して良くはない．
しかしこのバンドの場合は、その不備を帳消しにしても、
間近で聞いてみる価値があった．
最初の曲の演奏が始まったときに、それぞれの楽器が発する強烈なエネルギーを
肌で感じることが出来たと思う．今回は、CDに収録された曲が少なかった．
1stで 4曲、2ndで 2曲．
「ミユキタンゴ」は、何度聞いても軽快なリズムが心地よい．
「ラ･ラジュエーラ」は、ジャズっぽいアレンジの曲だと思っていたら、
元々がジャズ出身のピアニストの曲だそうな．思わず納得してしまった．
「バホ・タンゲーロ」は、毎回コントラバス清水さんの見せ場 (^^)
「ブエノスアイレスの夏」での、バイオリンの柴田さんのソロは、迫力満点．
・2007.04.18 (Wed) 19:30/21:15
佐藤美由紀(Pf)、早川純（Bandoneon)、柴田奈穂(Vln)
スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(CB)
・【大阪】Mr.Kelly's
レコ発ライブとしては三日目．関西最終日．
個人的にも、怒涛のタンゴ週間の最終日 (^^)
思ったよりお客さんが少なくて、1stSet はちょっと寂しかった．
折角の素晴らしい演奏を聞けるチャンスだったのになぁ．
1st Set
01.
ドン・アグスティン・バルディ ……曲：オラシオ・サルガン
02. エル・チョクロ
03. エル・ポルテニート
04. マーラ・フンタ
05. ノクトゥルナ
06. バホ・タンゲーロ
07. ウノ
08. ラ・ラジュエーラ
09. エスクワロ
2nd Set
01. バロミータ・ブランカ
02. レクエルド
03. ミユキ･タンゴ
04. ブエノスアイレスの夏
05. 悪魔のロマンス
06. オブリビオン(忘却)
07. ラ・クンパルシータ
アンコール アディオス・ノニーノ
「バホ・タンゲーロ」が終了した時点で、
バンドネオンが壊れていることが発覚 (@_@)
ボタンを押し戻すバネが外れたのか、壊れたのか……．
早川さんが、慌てず騒がず(いや、内心は知りませんが……)
バンドネオンの蓋を外して、状況をチェック．
で、おもむろに「輪ゴムがあったら治ります」だそうな．
ステージに工具セットを持ち込んでいるところにも吃驚．
バンドネオンという楽器の特殊さを垣間見た瞬間だった．
お店のスタッフからではなく、何故かお客さんから輪ゴムを受け取って応急修理．
暫く佐藤さんが MC でつないでいたが、
そのうちにスズキさんがギターソロで演奏を始めたのが「ウノ」．
曲数から言っても、本来の予定になかった曲だと思われる．
……CDに収録されているけど、
今回のツアーではこれまで一度も聴くことがなかった．
他のメンバーも演奏を開始して、曲が盛り上がってきたところで、
バンドネオンの修理が完了して、いきなり演奏に参加 !!!
ヒーロー物のテレビ番組で、視聴者がハラハラしているところに、
絶体絶命のピンチを乗り越えたヒーローが颯爽と現れて、
悪者をやっつけるかのように演奏に参加して、
一番美味しいところを持っていった ヽ(^0^)ノ
……後で聞いたスズキさんの話によると、
実は「仕込み」だったそうで・・・
予定通りにバンドネオンが復帰して、演奏をしめたそうな．
ホンマかいな (^O^)(^O^)
「ブエノスアイレスの夏」は、前日の RAG でも演奏しているが、
Kelly's では全くアレンジが違う．
こちらが、El Fuelle でのバージョンなのかな ???
RAG での演奏は、柴田さんのアルバム「ブエノスアイレスの冬」に収録されたアレンジだった．
by ヤン
