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6月14日(日)楽市楽座でやって来た!

野外劇団楽市楽座。
6月14日(日)ゲスト出演させていただきました。
17時、吉祥寺通りをひたすら歩き、ジブリ美術館とテニスコートの間から井の頭恩賜公園に到着。リリアナさんは既に到着してお顔を作っていました。楽器をセッティングして、コントラバスしー様と音のバランスを確かめていると、ケンジさんが自転車で颯爽と現れます。昼間は蒸し蒸しして汗ばむほどでしたが、風が冷たくなってきました。水上回り舞台の感触を確かめて、しー様の立ち位置を決めます。回り舞台は思ったより揺れます。揺れて傾くたびに足元に水が上がってくるので、足元が滑り安定しません。笑顔だけど「意外と怖いっすねー」と言っているしー様。
DSC_3408さすがのリリアナさんも、リフトに思い切り踏み切れず、表情がこわばっています。DSC_3404何度か繰り返すうちに慣れてきて、笑顔が戻ってきましたよ。DSC_3402決めのポーズもばっちりです。DSC_3407開演30分前、座長の現さんがピンクのフラミンゴの衣装を身にまとい、ギターのソロ演奏。公園を横切る人たちが足を止めて聴き入ります。
DSC_3410お客様も続々と集まってきました。思い思いにワインやビール、おつまみなどで開演前のワクワクを楽しんでいます。DSC_3415さっきまで明るかったのに、開演時間が迫るにつれ辺りは薄暗くなり、美しい夕焼けが広がり始めました。素晴らしい自然の演出です。DSC_3419さて開演しました。昨年同様明るい曲に合わせてワクワクの客席の期待を一層盛り上げます。愉快な歌に合わせて投げ銭システムの説明をしていると、さっそく飛んできました、投げ銭一号。色とりどりの折り紙にお金を包んで投げる、ホントの投げ銭。お客様も参加している感が刺激され、話が進むにつれどんどん舞い散る投げ銭折り紙の花。DSC_3421今年の演目は『バードフラワー』。地に根を張った花たちが飛び立とうとするさまを、自然のありがたさや今の社会のはてなを上手く散りばめて物語が進みます。汗も飛び散る素晴らしい躍動感。そして回転することでどの角度からも楽しめる臨場感。辺りはどんどん闇に包まれていき、ステージが一層輝きだします。大熱演です。DSC_3424そしてお芝居の中盤、いよいよゲストコーナーです。10457162_874538992626473_424247781352440002_n当初、ゆっくりした曲を即興で踊っていただくという方向で考えていたのですが、本番直前に、いややはり勢いよくグイグイ行きましょうというケンジさんの一言で急遽曲目変更。本番前のあの恐怖感を全く感じさせない、堂々とした踊りっぷりに、お客様も釘付けです。さすが!11401456_874539135959792_1708750363826873002_n

1781880_874539272626445_4272347313864866866_n素晴らしい彼らのゲストに招いていただいて大変光栄でした。
夢のようなひと時。勢いと迫力と、静けさの中のマグマ。無音の瞬間に訪れる最大のエネルギー。そして、堂々と笑いを取る潔さ。日曜日の公演でしたので、我が家の小猿たちも一緒に楽しむことができました。楽市楽座の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。まだまだ続く公演ですが、どうぞお身体大切に、日本の隅々に感動を届けてください!ずっと応援しています。DSC_3455

 

 

3月1日(日) クロスストリートVol.2

土砂降りの中、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。タンゴプラネットの佐藤利幸さん、ベース奏者清水さん(しー様じゃないよ) 他、ダンサーなお客様多数でミロンガタイムも盛り上がりました!今回は歌手のミホコさんによる「舟唄」「伊勢佐木町ブルース」でお客様を巻き込み大喝采!!!そして川波のお弟子さん、梅田希緒さんも参加してくださり、女子バンドネオン2フロントという豪華なライブとなりました。もちろん新曲でグイグイ攻めるサハリン&タキのキレのあるダンスもお見事!二回目でこのクオリティー、どこまで行ってしまうの、ミユキタンゴ クロスストリートライブシリーズ、次回は8月30日(日) 13:30 Open/14:00 Start 真夏のどっ昼間にドカンとやります。なんとゲストにあのお方が・・・。どうぞお楽しみに!

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1月25日(日) クロスストリートVol.1

1月25日に、横浜は伊勢佐木町「クロスストリート」にて、ライブがありました。こちらでのライブシリーズは、商店街と生の音楽をともに発展させていきたいという伊勢佐木町商店街の皆様の熱いご要望により始まりました。ケンジ&リリアナさんのダンスの生徒さんでもあるサハリンが連携役として大活躍してくれています。今年からしばらくの間、こちらでのライブシリーズを行っていきますので、皆様の応援をよろしくお願いいたしますね!次回は3月1日(日)です!

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←リリケンクラブ『ケン爺の心のともしび』にも当日の様子が。

 

 

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2008年夏ツアー

【 2008年夏のツアー 後援:アルゼンチン共和国大使館
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7月12日(土)札幌「Liviang」
13日(日)「グレースコミュニティ」(旧手稲福音教会)
14日(月)函館「函館市芸術ホール」
15日(火)FM青森生出演
16日(水)青森「あずまたくみの店」
17日(木)盛岡「トラベル&カフェ Journey」
18日(金)仙台「Cafe Mozart Atelier」
19日(土)仙台「市民活動シアター」チャリティーコンサート Gran Milonga
20日(日)喜多方「大和川酒造・昭和蔵」
21日(月・祝)栃木「Cafe&Bar 珈茶話-Kashiwa-」
22日(火)水戸「Girl Talk」
23日(水)中目黒「楽屋」

佐藤美由紀(Pf)、早川純(Bandoneon)、 スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)、柴田奈穂 (Vn)
※ケンジ&リリアナ(Dance)

【イチロウさんの旅日記】ーミユキタンゴ北の旅日記ー
登場人物:M=ミユキ、S=清水、J=早川純、N=柴田、I=イチロウ、
・7月11日
Nを除くメンバーを乗せたワンボックスツアー車(ミユキ号)定刻どおり15時に我が家に到着。楽器、機材を積み込むと既に車内は満載。札幌から合流するNの積載分を考えぞっとする。大洗港からフェリー乗船。船内レストランでバイキング。さっそく大食いツアーの予感。
*忘れ物=J、我が家でトイレを借りた際にカーディガンを置き忘れ。高速入り口で気がつくが時既に遅し。
・7月12日
時間ピッタリに札幌到着、Nと合流。ただし昼飯は時間の関係でとれなかった。郊外の店「りびあん」でカレー。満席のお客さんで大いに盛り上がる。Jにおばさまの黄色い歓声も。一発目の演奏なので不安だったがお客さんに大いに励まされ、助かりました。ありがとう。「Superその日暮らし」の頃のファンのかたが稚内から泊りがけで駆けつけてくれていたのも嬉しかった。彼からいただいたお土産袋には札幌の観光案内に手書きで細かく説明まで書いてくれていた。演奏後宿からすすきのへ。Sがお世話になっている焼き鳥屋にて打ち上げ。その後何故か観覧車に乗り、ラーメン。ラーメンはまあこんなもんかという感じだったが量がかなり。Sの説明によると、もやしたっぷりの札幌ラーメンって過去のもので、昨今は珍しいそうで。ちょっと拍子抜け。
・7月13日
札幌郊外の手稲の教会で演奏。到着後、近くの中華料理屋で五目焼きそば。すごい量だがおいしかったのでペロリ。大きな現場だがけっこうな入り。演奏も好調。親戚と会食予定のMを現場に残し、私の運転で宿に戻り、タクシーで連日のすすきのへ。ジンギスカンをめいっぱい。ラム肉だったが(私はくっさいマトン肉が好みなのです)さすが現地、タレにこっそりミソが入っているのがミソ。少々暴飲暴食。Mと合流するが、稚内の彼が記してくれていたとおり、少々治安が悪く(って日本っていつからこんなことに)、かと言って治安が悪くないところは、つくろげる居酒屋もなさそうだったのでそのまま宿へ戻り、宿で打ち上げ。
*忘れ物=S、いつも常用しているチタンの首輪
・7月14日
10時に宿を出て函館へ。今回の旅はかなりの無計画なのに何故かJRのような定刻どおり運行。ただしその無計画には昼食タイムは計算外なのか、この日もゆっくりと時間がとれず。途中のドライブインでお土産を買うついでにいか飯で軽い昼食。函館到着。ここはタンゴ愛好会のかたがたの企画でお客さんも年配者ばかり、この状態だとピアソラやっても怒られるという神戸の経験から、スタンダード中心に。代表者のかたはかなり年配のつまりおじいさんなのですが、この方がもうかなりの豪傑で(方言も豪快で解読に少々の苦労が)、演奏後の打ち上げ、これがカニ、ほっけ、ひらめの生造りなどもう大変な歓迎フルコース、量もすごい。残すムードではない、絞めのいくら丼でシャックリが出始める。さらにタクシーが用意され、函館山の夜景行き、山にかかっていたガスをミユキパワーで一掃し、見事な夜景が眼下に。私のシャックリ全く止まらず。宿に帰ってホテルでさらに飲んで(主催者もこのホテルに宿泊、もういい時間だと思ったが断れないですねこの流れ…。)以下翌日へ。
*忘れ物=N、チューナー、換え弦セット
・7月15日
しかもしかも、朝は8時にロビー集合で朝市経由「朝ラーメン」にいくぞと命令が。こういうときは流れに任せるのが礼儀というもの。生まれてはじめて朝ラーメン。おいしかったがさすがにここで胃腸が悲鳴を上げ始める。止まっていたシャックリも再発。朝ラーメンにチャーハンまでつけておいしいおいしいといけるSの胃腸がうらやましい。おなかをごろごろ言わせながらフェリー埠頭へ。乗船待ちの間、お腹の緊急ランプが点滅しはじめ脂汗まで出しての大ピンチ。間一髪で乗船しぎりぎりセーフ。船は就航したばかりの高速船で、なんと青森まで2時間と昔の半分の時間でぶっちぎり航行。到着後回転寿司。じしみ汁が美味しかった。ちなみにしじみ汁のしじみって食べるもんですか?うち食べません。ところがこれは私だけでみんなに白い目で見られる。へー。その後宿泊地である酸ヶ湯温泉へ。ここは昨年旅行で立ち寄った際にあまりにも素晴しかったので、今回のツアー参加の条件で「つれてけ」と駄々をこね実現。一風呂浴びて現場へ。この日ライブはなく、地元FM青森に出演が仕事。さっさとこなし宿にすっ飛んで帰り少々貧相な夕食(昨年来たときはけっこうギンギラギンだったのだけど…。みなさん申し訳ない)、翌日午後までやっと一息の温泉療養。この温泉は混浴で有名なのでMとNには申し訳なく思っていたが、本人たちは知り合いでなきゃへーきへーきと、なかなか度胸があるのか、捨てているのか(多分こっち)、いづれにしても楽しんでもらってなによりなにより。風呂→寝る→風呂→寝るを連続し、充電。
・7月16日
朝食は宿でバイキング。Mおかゆ2杯では足りず、さらにごはんをもう一杯。昼食は各自で。私は食べなかったが、他は蕎麦を。3時に出発し現場にいくかと思うと、Sが現場近くでどうしても行きたいラーメン屋があると駄々をこねるので(って昼あんたら蕎麦食べたじゃん)向かう。煮干が濃すぎてすっぱい味がするという有名店らしい。ここで全員ラーメン。ラーメンみたいなうどんみたいな不思議なものでしたが、まあ美味しかったです。Sは当然大盛でってあんたの胃はすでにブラックホール。あづまたくみの店で演奏、お客さんは数こそそこそこだがおおいに盛り上がってくれる。S、楽曲「春」と「冬」を間違えて、しかも始まってもしばらく気がつかずクマちゃんのぬいぐるみようにキョトンとしていた。タンゴを弾くようになって、はじめて年配のタンゴマニアなお客さんに褒められた。これは素直にウレシかった。演奏後宿のそばの居酒屋でバンドメンバー一丸となりけっこうな暴飲暴食。生ビール(ジョッキ)だけで20杯注文したらしい(ほぼこれをM,S,Iで飲んでいる)。青森は駅前商店街なのに、夜は人っ子一人いなかった。
・7月17日
盛岡に昼到着。Sは地元飲食情報にめっぽう強く、勘も働く、これは関西ツアーで実証積み。盛岡といえば冷麺。有名店をあっという間に探し出し冷麺(とレバー焼いたり、スープ頼んだり→これは身体をすでに気遣っている私)。私正直言って冷麺ってよくわかんないのです。なので評価は「?」。好きな人は好きなんだろうなあ。宿は市郊外の繋温泉というひなびた温泉。寅さんが泊まるような質素な宿で、蝉時雨が心地よい。一風呂浴びて現場”Travel&Cafe Journey”へ。演奏後、現場で打ち上げ。パスタやピザが今日の夕食。胃腸が悲鳴を上げている私としてはちょうどよかったが、メンバー数名は量として不満そうであった。
・7月18日
仙台に直行すると思いきや、リーダーM、「どうしても小岩井農場にいきたい、乳搾りしたい」と駄々をこね、リーダーに言われりゃしょうがないし、そろそろメンバー全員がなんでもいいよ~~モードなので言いつけどおり9時に宿を出て、雨の小岩井農場へ。なんでツアー中に牛の乳搾りをせにゃいかんのかという疑問はすでに持つ余裕なし。Jくん、きみはそういう芸風だったのかねと思わせる乳搾り侍。朝食は宿で済ませてあるにも関わらず、お決まりの牛乳とアイス、私の胃腸が意思を失っているのがわかる。仙台昼すぎ着。オフィス街のホテルのためあまり食堂なし。最寄の定食屋で各自。Sのブラックホールはカツカレーとレバニラとラーメン。”Cafe Mozart Atelier”で演奏。音響環境が厳しく、しかも演奏側がやる店と現場で知る。さあ困ったと思っていた矢先、この日仙台に来ていた渋さ知らズの面々が応援にきてくれた。その中に今回のCDのエンジニアであるT兄貴の顔が。地獄で仏。もう勇気100倍。私をこの世界に導いてくれた不破さんとも数年ぶりに再会。何故か胸がいっぱいになってしまった。この日からケンジ&リリアナが参戦。おかげで会場は大盛り上がり。宿に戻り、ケンリリも交えて居酒屋で打ち上げ&夕食。さらに別の居酒屋でけっこう痛飲。
*忘れ物=I、ケータイが入った上着
7月19日
ミロンガの日。地震に起こされる。少々前日の酒が残り、私はけっこうダメダメでスイマセン。酸ヶ湯効果もさすがに尽き果て、待ってましたとばかりに寝不足や暴飲のツケが。音響もかなりきわどく本番まで音が決まらず。ただですね、今回のツアーはギリギリですべていいほうに転ぶというのが特長で、本番はなんとか。というよりメンバーがモニターなんてなくても平気で演奏できるようになってきたようです。みんなすごいぞ。演奏後、主催者が用意してくれた豪華打ち上げ。もはや断るという判断が出来ず、すすめられるままビールをがんがんと。その後、牛タン食べてないので宿のそばの牛タン屋へ。盛りが良すぎて正直言ってもう無理やりだったので味のことは覚えていません。ところがMはビールとタン刺しまで。あんたも壊れてるね。さすがにもうこれ以上飲食は不可能になり、この日は早々に打ち止め。
*忘れ物=M、財布を牛タン屋に。あったからよかったものの、あんた。
・7月20日
喜多方へ。昼到着。ラーメン屋が列を作っていたため、後回しにして昼は蕎麦。実はこの喜多方。今回いちばん心配していた現場だったのです。知り合いは誰もいないし、音楽情報はネットに全く流れていないし、タンゴ愛好家情報も皆無。会津地方は地元文化が強く、外の文化は受け入れにくい気質との不穏なアドバイスも。しかもこの現場はお店ではなく酒造の蔵、お店主催ではなく、バンドがここを借りての興行。今だから書けるのですが、出発前はどうにか中止に出来ないか、でもチラシ刷っちゃったしと悩んでいた現場でした。ところが前も書いたように、この度はギリギリの場合、いいほうに転ぶのです。遠く新潟からタンゴ愛好家の団体が応援に。そして酒造の方々が近所の人にも声をかけてくれたり、観光で蔵に寄った人が来てくれたり。現場の音響はすべて我々でというのも知っていて心配していたものの、この蔵、レコーディングで使いたくなるほどの最高の響きで、ほぼ生音ですばらしい音。コントラバスなんかもう惚れ惚れするようなスンバラシー響き。ケンジ&リリアナのダンスも入って、お客さんこそ少ないものの、夢心地な空間でした。終了後、駅前で一軒だけやっていた喜多方ラーメンで打ち上げ。これが思いかげず(駅前だし観光地なのに夜までやってるのでどうかと思ったが)しみじみ美味しかった。Sはブラックホールなのでやっぱり大盛チャーシューメンと餃子とビール。雨の中、車で熱塩温泉へ。名前のとおり熱くて塩辛いお湯。最大の難所を通過した疲れをかみ締めながらのんびりと思っていたが、地元のじいさんたちに話しかけられ、それどころでなかった。だってすっごい方言なんだもん。渡部恒三元幹事長がよってたかって酔っ払って話しかけてくる感じ。
・7月21日
日光へ。高速だとあっという間に着いてしまうので、会津の山々を超え、一般道で南下することに。Mが何がなんでも天ざるが食べたいと駄々をこねるので、渓流ぞいの蕎麦屋で昼食。ここでJ、財布を宿に忘れたと真っ青、ところが宿に連絡して捜してもらっても「見当たらない」との返事。J、顔面蒼白。結果的には荷物から出てきたのだが、本人壊れてしまい、生涯初の「昼ビール」。蕎麦のほかに鮎飯やら天ぷらやらみんな暴食。旅も終盤。みんなもうなんだかわからなくなっている。ケンジ&リリアナと再合流し、Cafe&Bar珈琲話で演奏。夕食は賄いのイタリアン。ピザが染み入るように美味しかった。お客さんはお店が呼んでくれて満席。その中にローズさん、松尾さんなど東京からの応援組も。勇気百倍。ダンスも演奏も絶好調で大いに盛り上がる。ほんとうにいいバンドになったなあこのバンド、と実感。宿は霧降高原のペンション。ここで少なくなった手持ちの酒を分け合い、しみじみと打ち上げ。ケンジさんリリアナさんと宿でいろいろ話が出来たのはこの旅でいちばんの演奏的収穫だった。それまで私はダンサーの伴奏は譜面どおり一言一句、テンポも音源どおりにやるものだと思っていた。(そういうかたもいるらしいが)少なくともケンリリはそうではなく、演奏とダンスは一体なのです。全てがライブなのですね。ならば音楽としての方向はうちのバンドが捜し求めているものと一致する。旅の途中で強い味方に出会う、暗中模索なこのバンドを認めてくれる。こんなに勇気付けられることはない。
・7月22日
ケンリリと別れ、次の現場は水戸。なのだが私のホームシックを気遣ってか、つくば経由水戸へ。あっという間に見慣れた景色。違うのは出発前の梅雨色がギンギラギンの夏の風景に変わっていたことか。昼食は私が知っていた街道ぞいのラーメン屋。みんなにはおおむね好評だったが私は地元なのでちっともありがたくない。帰宅し、我が家の居間で小一時間休憩。あっという間に狭い八畳間で横になって気絶する者、柱に寄りかかったまま気絶するもの、まるで一酸化炭素中毒の事故現場のような光景。気を取り直して自分の車を出し水戸へミユキ号と併走。Girl Talkへ。ここも喜多方と並んで集客が心配な現場だったが、お店が声をかけてくれたり、水戸の私の音楽仲間が応援にきてくれたりで、なんとかなりました。演奏は最後を飾るに相応しい、ほぼフリージャズな一丸演奏、まさに天井をぶっ飛ばすような。こんなタンゴバンドはどこを捜したってない。タンゴがどうであるか、好きか嫌いか、そもそもこのバンドがタンゴバンドなのか、それは聴く人の主観で決めるもの。なのでそれはどちらでもよいのです。それ以前にこのバンドをもっと多くの人に一度聴いてもらいたいと思います。音響にしても、わずか30分で設営、ローディなんていないんですよ。こんなタンゴバンドなんてないでしょう。みんなタクマシー。11年前の渋さテントツアーを思い出す。ここでリマさんともリリアナさんとも会ったのだな。全て自分たちで行うテント興行。あの時の私は設営どころか、「あんたはそこで休んでて」扱いで、炎天下の下、黙々と設営をするみんなを眺めていた。そんな私が音頭をとり、仕切っている。ああ、あそこで学んだ渋さ魂。ありがたい。演奏後、私はひとり自宅へ脱走。みんなは居酒屋経由、宿へだったらしい。馬刺しとか串揚げとか食べたらしい。もうそろそろよしなさいよ。
・7月23日
自宅からの出発なのに通常モードになりきれず、不思議な感覚のまま電車で中目黒「楽屋」へ。衣装が在庫切れのI、J、は普段着。Mはドレス、Sは正装。なんじゃこのバンド。満席。ケンジ&リリアナが応援にきてくれた。おととい競演したばかりなのに妙に懐かしく、心からウレシイ。中目黒からは終電が早いため、のんびりツアーの成功をかみ締める間もなく、打ち上げどころか乾杯をする時間もなく、早々に電車に飛び乗る。*忘れ物=J、めがねを電車に忘れる。従ってこの日はイメチェンめがねなし若様。でもちっとも動じることなし。きみは変わったなー。ほんとに魅力的な演奏家になったねー。おわり。
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★今回の反省
1)忘れ物に気をつける
2)できれば次回は東京から離れていく行程にしてもらいたい(帰ってきた&終わった気がしない)
3)行き当たりばったりなブッキングはほどほどに(結果オーライだけどねー、ミユキさんあんたねー私ゃ小心者だからねー旅に出るまでもう不安で不安で)
4)少しでも労働基準法に則ったスケジュールをどうかひとつ
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札幌、函館、青森、盛岡、仙台、喜多方、今市、水戸、中目黒で待っていてくれたいつもの、応援してくださったみなさんに心より感謝申し上げます。またお会い出来ることを楽しみにしています。そしてこういうことが出来るのも、みなさんの他、音楽の神様を信仰するメンバー、それを作ってくれた人の縁の数々、支えてくれる家族あってこそと、ただただ思います。

【イチロウさんのツアーレポート 音楽編】
どうやらタンゴにはピアソラを容認するかしないかという意見が今でも交錯するらしい。 今回のツアーでも某所で「ピアソラをやってくれるな」意見(年配のタンゴファン)と「ピアソラをやってほしい」(30代のお客さん)が見事に現場で交錯。*どっちもやりました。 ふーん。と思う。これは70年マイルスがジャズかどうかとか、オーネットコールマンなんてジャズじゃないみたいなものなのか。 私は4ビートのスタンダードもアガルタもWe Want Milesもプライムタイムも好きなので、同じ日に聴くなんて当たり前だし、何の障害もないんだどな。(その勢いで松田聖子もそのままいける私、無節操でスイマセン) まてよ。でもですよ。札幌ラーメンはモヤシがどーんと乗ってる味噌でないと「こんなの札幌ラーメンじゃな~い」と今回のツアーで文句をつけたのは私だ。 寿司もそうだ。昨今は回転寿司でも「イカはレモンと塩でお召し上がりください」やら「ポン酢とモミジオロシでどうぞ」なんてありますね。そんなの江戸前寿司じゃなーーいイカはモンゴイカなのーお寿司はお醤油つけて食べるものなのー。と欽ちゃん語でガッカリする私。 そういう古風な感性は自分にもちゃんとあるわけで。(そういう年齢ですから) 私はタンゴに詳しくないのでこれらについて意見する知識も情報も持っていません。なのでコメントする立場にありません。そもそもジャズもタンゴも私は実体がわかりませんから定義などできるはずもありません。 ただお伝えしたいのは、現状、タンゴやジャズその他の音楽もおそらく、生楽器を行使する演奏家のほとんどはどこからの支援があるわけでもなく、それでも音楽の魅力に魂を抜かれてしまったため、生活面が青色吐息でも継続ありきとがんばってます。 世の中にはコンピュータ音源で作った簡易音楽が売らんかなとメディアにひしめいている。ゲーノープロダクションとメディアと広告主がつるんで、つまらんものを垂れ流す。CD売れるタイアップドラマ視聴率上がる、広告商品売れる。 ざっくりと周波数域をバレないようにカットされた音源を一曲150円で買い、飽きたら捨てる音楽の扱いがもはや当たり前。 音楽に敵味方な関係を持ち込みたくはないが、残念ながら我々の障害になっているセクトはこうした尻軽な音楽文化と、それを誰かに復讐するように操る権力者の輩にほかならない。 ヘタすると我々は失業してしまう。 モヤシたっぷり味噌ラーメンが正統派かどうか以前に、好きで始めたラーメン屋がインスタントラーメンにつぶされてはならんのです。 いい音楽はいい音色とリズムと魂と愛が混在して出来ている。フリージャズだろうがオーソドックスな4ビートだろうがピアソラだろうがエルチョクロであろうが、形がどうであろうが、そもそもあろうがなかろうが。 なので内ゲバやってる余裕は(私には)ないのです。 

5月7日(日)下関「下関酒造・酒庵『空』」

5月7日( 日 ) 【下関酒造・酒庵「空」】
Trio Los Fandangos タンゴの節句ツアー2006に飛び入り出演
・Trio Los Fandangos : いわつなおこ(Acc.) 、秋元多恵子(Pf)、谷本仰 (Vn)
・ダンサー:ケンジ&リリアナ、プルポ&ルイサ(友情出演)
・広沢”リマ”哲(Ts)&佐藤美由紀(Pf)

【このツアーの解説】

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【解説】 タンゴの節句は、東京在住のタンゴダンサー「ケンジとリリアナ」と九州のタンゴバンド「トリオ ロス ファンタンゴス」がタッグを組んで始めた舞台です。今年はブエノスアイレスから、複雑に足が絡んだステップをすることから「蛸」と呼ばれているダンサー「プルポ&ルイサ」を加え、さらにツアー最終日の下関酒造公演では、東京から豪快なJazzっぽい ( 笑 ) ミユキ&リマが乱入してセッションしました。

【ファンダンゴス】← またの名を【漫談ゴス】
MCがよく喋る、かなり喋るタンゴバンド ( 笑 )。 独創的なアレンジとステージ展開で、 お客様を楽しませよう、喜んでもらおう、という熱い思いが ビシビシ伝わってきます。おかげで客席は、一瞬たりとも目が離せません。「Por una Cabeza ( 首の差で ) 」の、 ファンファーレと嘶きから入るアレンジ、大ウケです! !

【ミユキ&リマ 】 バリバリ気合の入った演奏で、 何処までも追込みを掛けてくる恐ろしい二人組。 幕間の休憩に、みんなから離れて酒と煙草を煽り、 妙な空気を漂わせている人がいるな、と思ったら 舞台に出てきてスゴい演奏するんで\(゚o゚;)/ウヒャー。 かなりカッコいいんだけど、話してみるととってもカワイイりまさん。 このギャップが愛される秘密。

【リリケン】←ケンジ&リリアナ  【蛸】←プルポ&ルイサ
プルポとケンジは少し前から友達になっていて、 プルポは日本に来たがってました。 一方、下関酒造から関門海峡を渡って車で15分ぐらいのところに 「唐戸市場」という河豚など海産物の美味しい市場があります。 ダンサーケンジが「そこで蛸に蛸を食べさせてやろう!」 と思いついたのが今回の企画なんだとか。(Dさん)
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【ご来場くださった方のレポート】
下関酒造にてタンゴの節句ツアー最終日。 ケンジ&リリアナのダンスがとても素晴らしかった。 物語が目に浮かぶダンスだった。 第2部の半ばで美由紀さんと広沢さんが登場。 2人だけで“マレーナ”“リベルタンゴ”を演奏。 “マレーナ”が始まって程なくして微かなどよめきというか何と言うか、ググッと盛り上がっていた。私の隣に座っていらした老夫婦のうちの奥様は、それまで座っていらしたのにおもむろに立ち上がりましたもの。 演奏が終わると、それまでで一番大きな拍手が起こっていた。 美由紀さんと広沢さんはラスト2曲、トリオ・ロス・ファンダンゴスと一緒に“オブリビオン”と“ラ・クンパルシータ”の演奏にも加わった。 で、この時もお隣の老婦人は美由紀さんと広沢さんが登場するや否や立ち上がって演奏を聞いていらしたのだった。(Nさん)

【ミユキレポート】
 行ってきました ! ! トリオ・ロス・ファンダンゴス  タンゴの節句ツアー2006! しかも、記念すべき千秋楽に、乱入させていただきました。・・・にもかかわりませず、メンバーはじめ、 多くのスタッフの皆様、リマさんと私を快く迎え、 受け入れて下さいましてありがとうございました。 おかげで、生涯の記念となりうる感動的なライブに
参加させていただけましたこと、心より御礼申し上げます。
 千秋楽ライブ前夜、都内で仕事があったため、前乗り出来ず。ファンダンゴスの仰さまよりメール、 「リマちゃん既に宴会中ですよ♪」 ・・・いいなぁ、私は荷造り中・・・。さて当日ようやくリマさんとご対面。リマさんは散髪して、すっかりさっぱり頭に!リマさんと二人して駅から酒造に向かっていると、酒造近くの路地から手を振る白髪の男性が。 しかも、何故か腰を振りフリしつつ、両手を大きく上げて モーレツアピール♪ うわぁ、歓迎してくれているんだぁ♪ 私も負けずに腰をフリフリ、両手フリフリ。 近づいてみると・・「あっ、すみません、人違いでした ! ! 」 ななな、なんですと ! ? 「ファンダンゴスのピアニスト、ケイトさんご夫妻かと思っちゃいました」えっ ! ? ・・・ご夫妻って、私とリマさん ! ?いやぁ、実はですね、確かによく似てるって言われるんですよ、
あっ、リマさんとぢゃないですよ、ケイトさんとワタクシ。 昨年10月のファンダンゴスとの対バンライブ@なってるハウスで 、仰さまがケイトさんと私の演奏姿を連写。 どこかで二人入れ替わっているはずなのに、 写真で見ると確かにさっぱり見分けがつきません!
 そんなこんなでようやく到着しました 「下関酒造・酒庵『空』」 。お酒の匂いが立ちのぼり、 
「大吟醸¥150、おでん¥300、ふくセット¥500」 などのメニューの並んだカウンターの脇を通り、ホールとご対面。趣のある、何とも素敵なホールです。 メンバーさんが到着していよいよサウンドチェック。 ホールも素敵ですが、なんたってピアノが最高 ! ! 楽しみで胸が高鳴ります。興奮してのどがカラカラ。 ・・・という訳で、ちょっぴり試飲♪ うふふ♪ 幸せ〜♪
 ファンダンゴスのサウンドチェックが終わり、 いよいよリマさんと私の番。 ここで、ハプニング☆ サウンドチェックでうっかり ( ! ? ) リマさんの吹いたオブリビオンを、じっと聴いていたゲストダンサールイザ、「私これ踊る♪」 ・・・という訳で、急遽全員でオブリビオンをセッションすることに。曲サイズと進行を確認して、 いよいよ本番です。 ツアー千秋楽ということもあり、客席も熱気ムンムン&大興奮!・・・かと思いきや・・・ 客席はみんな日本酒片手におでんやふく寿司、ほろ酔いムード満点なのでありました。
 さぁっ!ライブ開始です♪ファンダンゴスの皆さんがステージに登場して、第一声が「呑んでますか〜 ? 」 客席からは「うぃ〜っ(酔)」・・・う〜ん、酒造ならでは。 彼らの演奏はと言えば、さすが「西」のタンゴバンド、 笑いあり驚きあり、涙あり感動あり、 お客様を一瞬たりとも飽きさせない ストーリー性のあるステージで、それはそれは見事です。 恒例の「酒宴の一夜」という曲の冒頭での乾杯は、 ダンサーケンジさんが客席を廻り お客様にワインを振る舞うシーンも。 しかもある方が差し出したのは、 ついさっきまでおでんの入っていた「どんぶり」 !「ワインが程よくおでんのつゆとブレンドされて・・・」 と、すかさず突っ込みが入ります。 早くも客席総立ちで「カンパ〜イ♪」の大合唱!!こういう客席の巻き込み方も、見事です。ライブは徐々に熱気に包まれ、 時に客席で立ち上がって声援を送るお客様も。 かなりの曲数をこなすも、気がつけばあっという間に前半終了。
ライブ前半が終了し、 足音荒く控え室に戻ってくるファンダンゴス。どうした ! ?  興奮冷めやらぬ様子 ! ?
「打上げの店、時間制限してきたよ、2時間だって ! ! 」
「なんてことだ ! ! 話が違う ! ! 」
「気が散って気が散って、ライブに集中できないよ ! ! 」
「千秋楽の打ち上げは、エンドレスに決まっとろーがー ! ! 」「もう一度交渉しよう ! ! 」・・ピ・ポ・パ・・
控え室に待機していたリマさんと私には目もくれず、 電話交渉に入るファンダンゴス。頭から湯気が出てるよ〜 ! ! 彼らあまりに真剣で、私たち口を挟むこともできません。
「えっと、次のステージ、私たちの出番は何曲目だっけ・・・」
蚊の鳴くような私の声もかき消され、 真剣に交渉するファンダンゴス。
「仕方ない、こうなったら店を変えよう ! ! 」
「○○店か●●店はどうかな、確か遅くまでやっていた気がする」
・・・差し入れの、ひじきのおにぎりと卵焼き、 手作りの柏餅を片手にパクつきながら、 控え室はまさに戦場です。ようやく無事に会場を押さえたらしいファンダンゴス。 今更ながら私たちの存在に気がついて、「あっ、リマさん着替えたんだ♪」 「ミユキさんは衣装何色ですか ? 」 ・・・良かった、やっとライブの話ができる・・・ 進行の最終打ち合わせをして、後戦がスタート。中盤、リマさんのお得意曲「マレーナ」、そして 「リベルタンゴ」の2曲を演奏します。
 出番前にステージ袖で待機していたら、 何故か緊張して大汗かいているリマさんにポンポンっと肩を叩いてプルポが一言。 「おうっ!糞まみれになってこいや(Mucha Mierda)!! 」 アルゼンチンでは、仲間をステージに送り出す時に みんなこう言って応援するんだそうです。 これを聴いてリマさん、菠薐草を食べたポパイみたいに いきなり体中にパワーをみなぎらせ、私を振り返り、一言 「行くぞっ ! ! 」おおーっ、一瞬前とは別人のよう・・・ってか、リマさんってもしかして単純 ! ? いやいや、演奏前のプルポのこういう一言、大切です。皆さんの暖かい拍手に迎えられて、 お陰さまで私たち、とても楽しい演奏をさせていただきました。 更にライブ終盤、ファンダンゴスの皆さんとのセッション。 先ほどの「オブリビオン」と「ラ・クンパルシータ」。こちらの2曲は、私はお酒のケースに板を載せたものに座って ケイトさんと連弾です♪ 当日いきなり曲を決めて合わせたにもかかわらず、 ケンジ & リリアナ、プルポ & ルイサも大熱演。 ファンダンゴスの皆さんの、熱い熱いエネルギーをいただいて、 何とも楽しい、そして、胸が熱くなるライブでした。九州の皆さん、スタッフの皆さん、 ケンリリさん、プルポ & ルイサ、 そしてそして、ファンダンゴスの皆様、 本当にどうもありがとうございました。 「東京行ったら、なってるハウスに行くよ〜 ! 」と声をかけて下さった方、お待ちしてますね ♪ 「写真送るよ〜 ! 」と、早速送って下さったMさん、ありがとう ♪

トリオ・ロス・ファンダンゴス
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ケンジ&リリアナ

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プルポ&ルイサ

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ミユキ&リマ
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最後の全員でのアンコールショット。谷本仰と仲間たち。
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ルイサ、私、ケイトの貴重なショット。ライブ終了後、ゴメンなすって~!と覚えたての日本語で退場するルイサにつられて、みんなこのポーズで退場することに(笑)
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TRIO LOS FANDANGOSとの初めての対バンライブ

2005年10月10日(月・祝)入谷「なってるハウス」(リマタンゴ)
広沢”リマ”哲(Ts)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)、佐藤美由紀(Pf)

リマタンゴ名義での対バンでしたが、メンバーがモロかぶりなので載せてしまいます。なんといっても、あのTRIO LOS FANDANGOSと初めて同じ土俵に上がった記念すべきライブでした

【ご来場くださった方のレポート①】
 ケンジ&リリアナのタンゴダンサーが踊るので、ステージ前に空間を作り、客席はいつもよりも後ろにセッティング。その狭くなった客席スペースに、たくさんのお客さん。いつものお客さんと違うお客さんがいっぱい(笑)。

 トリオ・ロス・ファンダンゴス :
  谷本 仰 (ヴァイオリン)
いわつなおこ (アコーディオン)
秋元多恵子 (ピアノ)

 リマタンゴ :
  広沢“リマ”哲 (テナーサックス)
  スズキイチロウ (ガットギター、エレキギター)
  佐藤美由紀 (ピアノ)
  清水良憲 (ウッドベース)
 ケンジ&リリアナ :
  野沢ケンジ (ダンス)
  中田リリアナ(さやか) (ダンス) 

 《第一部》:トリオ・ロス・ファンダンゴス
 北九州からはるばる、なってるハウスへ登場。スピード感があり、リズムのキレがいいです。ソロパートも申し分ないです。それよりも何よりも、谷本さんのMCが凄すぎます。名人に淀みなしという感じで、爆笑を誘っていました。 リリアナさんのダンスを初めて見ました。「さやか」さんのダンスは何回も見ているのですけど。かなりの運動量です。

 《第二部前半》:リマタンゴ
 リマタンゴは30分くらいで終了。近頃絶好調なだけに、もっとやって欲しかったです。「リベルタンゴ」では、ケンジ&リリアナが参加。リマタンゴはリマさんは淀んだトークで、爆笑を誘っていました。

 《第二部後半》:リマタンゴ&トリオ・ロス・ファンダンゴス
 1. リマタンゴ + 谷本 仰
 2. リマタンゴ + いわつなおこ
 3. リマタンゴ(佐藤美由紀さん抜ける) + 秋元多恵子
 4. リマタンゴ(佐藤美由紀さん抜ける) + トリオ・ロス・ファンダンゴス
 5. リマタンゴ + トリオ・ロス・ファンダンゴス (ピアノ連弾!!)
 アンコール
   リマタンゴ + トリオ・ロス・ファンダンゴス (ピアノ連弾!!)

 リマタンゴに、トリオ・ロス・ファンダンゴスのメンバーが1人加わった演奏をしたあとに、いよいよ合同演奏。最後の2曲は、美由紀さんと秋元さんがピアノの連弾!! これはもの凄かった!! 連弾で弾かれるピアノの音圧も凄いが、見た目も凄い!! 見ていて幸せになれる、そんな光景でした。全員がそれぞれが見せ場を作って(清水さんを除く)見事なフィナーレとなりました。清水さんは最後までひたすら日陰役をつとめておりました(笑)。(Kさん)

【ご来場くださった方のレポート②】

実家で親父にパソコン講習。以前教えたコピー&ペーストを忘れている。ま、84歳なんだから仕方ないか。午後から新宿、駅で漫画『柔侠伝』(バロン吉元)買う。懐かしい、やっぱり名作だね。いつもの地下鉄ルートで入谷。「なってる通信」でリマ店長お勧めの中華料理店「美み彩」を探し出すも定休日。3日前に行った居酒屋「みっちゃん」へ。ウーロンハイ3杯、枝豆、厚揚げ焼き、泥鰌唐揚げ、お新香。

3日ぶりのなってるハウス。リマタンゴ組は譜面チェック中。ケンジさんやタンゴ関係者たちとは去年打ち上げに乱入して以来の再会だ。渋さ知らズのさやかさんは、今日はタンゴなので「リリアナ」さん。九州からのトリオロスファンダンゴスは昨日も今日も午後と夜の2ステージ、連続でダブルヘッダー。凄いパワーだね。ステージ前にスペースをつくってあるから、ケンジ&リリアナは踊る予定だろう。
リマタンゴ
広沢リマ哲ts.
スズキイチロウg.
佐藤美由紀pf.
清水良憲b.
トリオロスファンダンゴス
谷本抑vn.
いわつなおこacc.
秋元多恵子pf.
ゲスト:ケンジ&リリアナdance

まずはファンダンゴスから。僕は去年打ち上げに出ただけで、演奏は聴いてないんです。タンゴスタンダードからピアソラまで、激しくも温かく包み込むような演奏。谷本さんの人柄が出ているトリオだな。さすが牧師さん、MCうまい。客のつかみもバッチリ。ケンジ&リリアナも3,4曲で踊る。狭いスペースなのに。以前リリアナさんが「畳半畳分あれば踊れるわ」と言っていたが本当だろう。踊り見たのは2回目だけど、さすが日本を代表するペアだ。いわつさん、秋元さんもさすが。休憩してリマタンゴ。このバンドも初体験。リマさんのテナー、こういう音楽に意外な?マッチングを見せる。普通に吹いてもグロール風になるのがタンゴに合うのか。渋さ以外で初めて聴くイチロウさんのギターや美由紀さんのピアノもいいじゃん。タンゴ直球勝負してる。ここでもケンジ&リリアナ大活躍。最後に両バンド合体。ピアノが連弾だったりして、さすがの演奏。おそれいりました。

結局ワイン2本空ける。で、リマさんに誘われ(実は3日前に言われていたのだが)みんなが打ち上げしている浅草の焼肉店へ。がんがん肉を焼き、マッコルリ。ワインで飽和してる筈なのに性懲りもなく呑む僕は一体、、。記憶がとぎれとぎれでまずいです。失礼があったらごめんなさい、関係者各位。打ち上げ中にペロからメール。あっちは横浜インプロ音楽祭で渋さ@ゲーテ座だ。終わって中華街で呑んでるらしい。分身の術でこっち来い、と。この酔っ払いめ、と自分を棚に上げて笑う。どこでみんなと別れ、どうやって宿に戻ったのか、ああああ記憶が。 (Tさん)