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3月1日(日) クロスストリートVol.2

土砂降りの中、ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。タンゴプラネットの佐藤利幸さん、ベース奏者清水さん(しー様じゃないよ) 他、ダンサーなお客様多数でミロンガタイムも盛り上がりました!今回は歌手のミホコさんによる「舟唄」「伊勢佐木町ブルース」でお客様を巻き込み大喝采!!!そして川波のお弟子さん、梅田希緒さんも参加してくださり、女子バンドネオン2フロントという豪華なライブとなりました。もちろん新曲でグイグイ攻めるサハリン&タキのキレのあるダンスもお見事!二回目でこのクオリティー、どこまで行ってしまうの、ミユキタンゴ クロスストリートライブシリーズ、次回は8月30日(日) 13:30 Open/14:00 Start 真夏のどっ昼間にドカンとやります。なんとゲストにあのお方が・・・。どうぞお楽しみに!

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3月31日(土) 谷中「ボッサ」

3月31日(土) 谷中「ボッサ」 ピアソラの再生~音と桜による心の調律~
柴田奈穂(Vn )、佐藤美由紀(Pf)

主催:再生の春
協賛:Beat Sound(株式会社ステレオサウンド)

【初共演の柴田奈穂さんによるレポート】


 谷中ボッサでは、満開の桜の時期にあわせて“タンゴ・ライヴ”を実施します。ブラジルの隣、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで約130年前に生まれた音、タンゴ。その長い歴史の中でも中でも、タンゴの革命児と言われたアストル・ピアソラの創造した音の数々は1992年の他界後も、 少しも色褪せる事無く、今だ世界中の人の心を捉えて離しません。今回お届けする音の演奏者はタンゴ、そしてピアソラの音を継ぐ二人、柴田奈穂さん(Vn)と佐藤美由紀(Pf)さん。憂愁の春に、新しい形でピアソラ、そしてタンゴの魂を再生します。
by 主催:再生の春


・・・というキャッチフレーズで東京谷中で行われたこのライブ、 昨年リリースしたCD「ブエノスアイレスの冬」を関西に住む奥井さんが聞いてくださったことがそもそもの始まりでした。奥井さんは、何年か前に大阪でライブをした時に聞きに来てくださって出会った、かわいらしいけれども、知的な部分とタフな部分を併せ持つ魅力的な方。ある日、そんな奥井さんからメールが届きました。私のCDに収録されている「タンゴと桜」という、私も大好きなこの曲を、奥井さんがとても気に入ってくれて、東京在住でタンゴの話題で仲の良い知人石山さんに紹介してくれたこと。石山さんもその音源をとても気に入ってくれて、なじみのお店「谷中ボッサ」に持っていってくれたところ、お店のマスターも気に入ってくれたこと。石山さんが、ライブのプロデュースなどはやったことがないけれど、桜の満開の時期に演奏しに来てほしいと希望してくれていること。その会場はほかでもない、「谷中ボッサ」をイメージしていること。実現すれば、もちろん奥井さんも関西から聴きにいく意志があるということ。そこにはこんなことが丁寧にしたためられていました。すぐにやらせていただく方向で考えると返事しました。
奥井さんからいただいたそのメッセージには、「多少のリスクなどどうでもよく、この出会いを大切にしたい」そんな風に感じさせる夢がありました。 私にとってちょこっと大変な時期でもあったので、そんな風に大切に自分の音を聞いてくれた方がいることは大きな励みになりましたし、 心の底から聞きたいと言ってくれているその純粋さに本当に気持ちがあらわれるようでした。そして、Beat Sound(株式会社ステレオサウンド)武田さんの多大なるご協力のもと、このライブが実現しました。東京の人気タンゴバンド El Fuelle 「エルフエジェ」の佐藤美由紀さんに共演していただけませんか、とお願いしたところ、快く引き受けてくださったのです。このライブが美由紀さんとの初めての共演でしたが、これがきっかけとなり、エルフエジェの東京ツアーにも参加させていただくことになったようなもので、 私にとっては本当に本当に出会いの宝物のようなライブでした。選曲も、私の持ち曲とEl Fuelle のレパートリーから出し合う形で決めていきました。奥井さんも石山さんも、大切に大切に企画を暖めてくださって、いよいよ当日。予想通り、東京は、満開の桜が咲き誇る春の日でした。それはまさに、奥井さんいわくの「狙いどおりの完璧なシチュエーション」だったのです。
谷中ボッサは30人も入ればいっぱいのアットホームな空間で、木の雰囲気がとても心地よい素敵な店でした。石山さんがなぜこの店を選んだのか、分かるような気がしました。奥井さんも関西から駆けつけてくれました。武田さんがPAをセッティングしてくださってリハをざっとやると、間もなく開演時間。春の風がやさしく香る中、桜のトンネルを抜けてきたお客さんたちが続々と集まってくれました。夜もすっかり更けてきて、いい雰囲気。所狭しと並べられた椅子に、これまたところ狭しと座ってくださったお客さん達。石山さんと奥井さんは交代で客席に出てきて演奏に耳をすましていました。終盤にさしかかり、このライブをやるきっかけになった「タンゴと桜」を演奏すると告げると、いろいろな思いがめぐりました。この曲はCDのプロデュースもしてくれたバルコスさんが私にプレゼントしてくれた曲です。共演の美由紀さんは夜桜のイメージと言っていました。わたしも、この曲を演奏する時は静かな情景から始まり、そのうちに膨大な桜の花びらが激しく空に舞い散る様子をいつも思い浮かべています。タンゴに魅せられて音楽の道に進みバルコスさんと出会い、そのピアノに惚れてアルゼンチンに行って、この曲をもらってレコーディングしたこと、 それを聞いてくれた奥井さん。それから広がって石山さんや武田さんと新しい出会いが生まれたこと、そして今回初共演となった佐藤美由紀さんという素晴らしいピアニストに出会えたこと、 この店で、今ここで演奏できる喜びや、そこにお客さんが聴きにきてくれたこと。すべてすべてつながっている。演奏直後は、ガラにもなく目頭が熱くなって、少し泣きたくなりました。この一つの曲が、この出会いを生んだのだと思うと、震えがきました。
後日、雑誌「Beat Sound」にこのライブの模様がCDと一緒に見開き2ページにわたって紹介されました。雑誌の中にも、「CDに記録された一曲が人の生き方や周囲の人間の心まで突き動かす原動力になることがある・・・」とありますが本当にそのとおりだなって思います。私はこの日、その空間と企画してくれた皆さんと、お客さん、共演してくださった美由紀さんのことが大好きになりました。来て下さった方々、関係者のみなさん、どうもありがとうございます!!石山さん、奥井さん、武田さん、お疲れ様でした。感謝!!

【ミユキレポート】
 このライブでの共演がキッカケとなり、柴田さんが関西ツアーへの礎を築いてくださいました。ミユキタンゴがツアーバンドとして歩みだす、初めの一歩となりました。

3月26日(月)錦糸町「Early Bird」

3月26日(月)錦糸町「Early Bird」
佐藤美由紀(Pf)、早川純(Bandoneon)、スズキイチロウ(Gt)

【ご来場くださった方のレポート】
 錦糸町の「アーリーバード」にエル・フエジェ(El Fuelle)のライブを第1部の途中から鑑賞した。今回は佐藤美由紀(ピアノ)、スズキイチロウ(ギター)、早川純(バンドネオン)による三重奏。この組み合わせて聴くのは東大和・東向島に続いて3度目になるが、毎回違う演奏を聴けるので、飽きるということがない。
今回の「パロミータ・ブランカ」のアドリブは、ピアノとギターが軽快に絡む趣向だった。前回の国分寺クラスタではピアノが1人で2分くらい粘着的に引っ張っていたので、余計爽やかに聞こえたのかもしれない。 来月にかなりハードなCD発売記念ツアーを敢行するためか、今回は調整的な性格が強かった気がする。それでも第2部最後の「フーガと神秘」、アンコールの「首の差で」などは気合十分で、マスターも感銘を受けたようだ。 ツアーのご成功を祈念する。(Tさん)

3月10日(土)筑波 「ラ・カラフェ」

3月10日(土)筑波 「ラ・カラフェ」
佐藤美由紀(Pf)、江藤有希(Vn)、早川純(Bandoneon)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)

【ご来場くださった方のレポート】
私はタンゴにはそんなに詳しくはありません(笑)いわゆる音源という意味ではそうです。ただブエノスアイレスに滞在していた1ヶ月ちょっとの間毎日のようにタンゴバーに通って生のタンゴバンドの演奏を聴いていたというのが、私とタンゴの唯一の接点です。とにかくその熱さと親しみやすさにはまってしまったんですね。日本に戻ってから、少しばかりその余韻でタンゴを聴いてみましたが、何かが違う。。。なんか。。。そう思ってマニアックな聴き方をする ほどにはなりませ んでした(笑)
でも、ここでmiyukiさんたちと出会いなんでもありのタンゴを見た時、ブエノスの熱いタンゴの記憶がよみがえりました。ご本人方には失礼かもしれませんがw 典型的なタンゴとはちょっと違うw そこが大好きです。ブエノスでのタンゴは生きていました。大荒れの波のように畳みかけてきます。これでもか、これでもかと何度も畳みかけてきます。miyukiさんたちのタンゴも同じ匂いがします。聴く側も体力がいります(笑)気持ちをしっかり持たないと倒れそうになります。へとへとになります。
どれくらい熱い演奏か?1stステージが終わった後、miyukiさんが弾いていたピアノの黒鍵がとれていました(笑)それも2個もwww あ~~楽しかった♪(Sさん)

【ミユキレポート】
 10日のつくばライブ、ご来場くださいましたたくさんの皆さま、 本当にありがとうございました。 お陰さまで立ち見満員。何とも熱い夜になりました。 熱くなり過ぎて、私は黒鍵を2つも取ってしまいました・・・ しかも1st ステージで。 ごめんね、ピアノさん・・・ごめんなさい、カラフェママさん・・・休憩時間にバイオリンの有希さんが近くのコンビニに走って アロンαを購入して来てくれました。 ありがとう♪・・・これからはこれを持ち歩きます。
この日は、「ミユキタンゴ初体験」な方が多数おいで下さり、身を乗り出して聴いてくださって、とても嬉しかったです。 休憩中や終演後客席を廻ったら、あれやこれやと質問の嵐・・・ 興味を持ってくださったようで、 ジーンと嬉しい気持ちになりました。

 

3月17日(金)横浜 関内「FAROUT」

3月17日(金)横浜 関内「FAROUT」
佐藤美由紀(Pf)、江藤有希(Vn)、広沢”リマ”哲(Ts)
早川善宜( 純改め)(Bandoneon)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)

【ご来場くださった方のレポート】
 3月17日は「エルフエジェ」の横浜ファーストライブがありました。前の日に激しい雨と、当日の午前の強い風。正に嵐の前のざわめき。嵐をよんでの横浜登場となりました。期待に違わず始めから全力。1stステージの最後のアデオス・ノニーノは感動もの。横浜のリスナーにも印象づけることになったでしょう。後半は、リマさん(ts)が加わり、さらにパワーアップ。横浜は熱い夜となりました。このグループは聴くたびに進化しているユニットであり、今後の活動が楽しみ。私はピアソラの音楽で十分でありますが、タンゴの名曲を織り交ぜ、タンゴファンにも満足の行くものであったでしょう。
どれだけ横浜の人に印象づけられたか、ここまでピアソラを表現し、タンゴを演奏するバンドがあることを認識できたか不確定ではあるが、今回のライブは聴いた人は納得できるライブであることは確かである。このようなグループが順調に発展して行くことを願ってやまない。次はいつだ? 私も横浜人、横浜でこのユニットを支えたいものである。がんばって応援しましょう。(Oさん)

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3月3日(金) 国分寺「クラスタ」

3月3日(金) 国分寺「クラスタ」
佐藤美由紀(Pf)、早川善宜( 純改め)(Bandoneon)、江藤有希(Vn)、スズキイチロウ(Gt)、清水良憲(Cb)

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【ご来場くださった方のレポート】
 3月3日ひな祭りは国分寺クラスタで「エルフエジェ」のピアソラ&タンゴライブがありました。ピアソラとタンゴの名曲、そしてオリジナルと弾きまくり、MCでのmiyukiさんのハーハーとの息つぎから演奏の力の入れようが分かります。今回は人が多かった。完全にキンテート(五重奏団)のライブで、まともにピアソラを演奏します。演奏のバランスも良く、各パートの音も良く聞こえました。とにかく力の入り方は聴き手にも良く伝わり、リズムの緊張感もありいい演奏でした。特に最後のアデオス・ノニーノは最高の演奏。OZさんも絶賛。バイオリンも、バンドネオンも良く聴こえました。 
 全体に良くまとまり、演奏にも深みが増し、一段と大きくなったようです。聞く側としてもうれしい。次は横浜ファーラウト、圧倒させましょう、がんばれ。(Oさん)